セクハラ判例 勝訴判決例 vol.2
セクハラ裁判の判例を集めました!(被害者が勝訴したもの)
- 1 セクハラに耐えられず、退職することになった
- 2 男性社員のセクハラ行為に会社の対応が不十分
- 3 セクハラ拒否したら仕事を与えられなくなった
- 4 性的嫌がらせの言葉を繰り返した
- 5 性的言動をされた。触られた
守秘義務がありますので、安心してご相談ください。
1 セクハラに耐えられず、退職することになった
判決日
平9・3・18
旭川地裁
被告(セクハラした人)
代表取締役
原告(セクハラされた人)
既婚女性事務員
請求額
慰謝料300万円
事件概要
社長室で「身も心も一緒にならないと話は出来ない」と言ったり、打合わせの時、抱きつき、押し倒したり、営業車内で抱きつき、顔を寄せ、腰、胸などを触ったり、自宅まで訪れ、挨拶の為膝をついた際膝に顔を埋める等し、性的屈辱に耐えられず退職した
裁判で認められた額
慰謝料200万円
使用者責任あり
2 男性社員のセクハラ行為に会社の対応が不十分
判決日
平9・4・17
京都地裁
被告(セクハラした人)
1会社
2会社代表取締役
3専務取締役
原告(セクハラされた人)
社員
請求額
慰謝料300万円
逸失利益207万円
事件概要
男性社員が女子更衣室をビデオで隠し撮りしていたが、会社の対応が不十分だったため再度撮影された。また、専務取締役が、2人は男女関係にあるかのような発言をした。
裁判で認められた額
慰謝料
1:100万円
2:50万円
逸失利益
1:79万円
使用者責任あり
3 セクハラ拒否したら仕事を与えられなくなった
判決日
平9・7・29
神戸地裁
被告(セクハラした人)
国立病院洗濯長
原告(セクハラされた人)
日々雇用職員
請求額
340万円(慰謝料300万円、弁護士費用40万円)
事件概要
更衣室で着替え中に壁に押し付けて胸を揉んだりした。繰り返し行われる性的嫌がらせに原告が拒否したら、被告は仕事を与えないなどの嫌がらせ行為を行った。
裁判で認められた額
慰謝料100万円、弁護士費用20万円)
使用者責任あり
4 性的嫌がらせの言葉を繰り返した
判決日
平9.9・25
大阪地裁
被告(セクハラした人)
中学校
女性教諭
原告(セクハラされた人)
中学校
女性教諭
請求額
慰謝料100万円
事件概要
同僚に対し職員室内で「原告は欲求不満で、それで生徒につらくあたる」、二次会で「彼女に男さえいれば、性的に満たされるのに」等と性的な嫌がらせの言葉を繰り返した
裁判で認められた額
慰謝料
50万円
5 性的言動をされた。触られた
判決日
平9・11・5
津地裁
被告(セクハラした人)
男性看護士
原告(セクハラされた人)
女性看護士(2人)
請求額
慰謝料各々300万円
事件概要
勤務中すれ違いざまにお尻を撫で「いいケツしとるな」「処女か」などと言ったり、何回も胸、太ももを触ったり撫でたりした。
裁判で認められた額
慰謝料各々50万円
使用者責任あり